パニック障害経験談

脱サラしたいな、会社辞めたいな、と思っている方に、心が疲れてしまったという方は多かれ少なかれいるかと思います。

ここまで冷静ならまだいいのかもしれませんが、会社を辞めたいことにも、さらには病にも気付かず最悪の状況になっている方もニュースで見ますね。

私は100%が会社のせいではないとは思っていますが、病んでしまい、「パニック障害」の診断を受けました。

情報共有することにより、1人でも、少しでも力になれればいいなと思って今日はこの話題で記事を書かせていただきます。

 

パニック障害について

最近では芸能人の発症告白などニュースサイトなどで目にすることも多いと思います。

しかし、関係ない人にとっては「パニック障害って?」と思うこともまだまだあるみたいです。

まず、「パニック障害」がどんな病気かを説明させてもらいます。

どんな病気?

定型的なパニック障害は、突然生じるパニック発作によって始まる。本能的な危険を察知する扁桃体が活動しすぎて、必要もないのに戦闘体制に入り、呼吸や心拍数を増やしてしまう。続いてその発作が再発するのではないかと恐れる「予期不安」と、それに伴う症状の慢性化が生じる。さらに長期化するにつれて、症状が生じた時に逃れられない場面を回避して、生活範囲を限定する「広場恐怖症」が生じてくる。

引用:wikipedia

私は飛行機、レストラン、美容室などで脈が倍くらいになったり呼吸が荒くなったり気持ち悪くなったりしました。

そして、それが怖くなり広場恐怖も若干発症していて、外に出ることが嫌にもなっていました。

大切な日の嫁さんとのデート、銀座久兵衛を予約していましたが、怖くなってしまいキャンセルしたのは今ではいい思い出です(笑)

なにが原因?

お医者さんから聞いた話ですが、ストレスや疲労などで脳内物質セロトニンの出が悪くなり、そうなるとネガティブな感情が生まれやすくなってしまうそうです。

あと、私はカフェインを飲むと症状が悪化することがありました。

 

メンタルクリニックについて

内科や歯医者と違って、一生お世話になることがない人も中にはかなり存在するでしょう。

そんな私も、メンタルクリニック(精神科)は今までの人生とは無縁の場所でした。

無縁の場所、さらに病気も重なりなかなかメンタルクリニックに行く一歩足がでませんでした。

そこに行くこと自体が怖かった…

精神科の病院に行くというのが病んでいる私にとってはハードルが高かった思い出があります。

当時は「未知の領域で怖い」や「病院前の通行人に(あの人うつ病だよとか)変な目で見られるんじゃないか」、「変な医者に当たらないか」、「薬の副作用でさらに悪くならないか」という沢山のネガティブな感情に襲われていました。

しかし、今となっては、「メンタルクリニックは優しい空間」であり、「周りの人にどう思われたって別に2度と会わないんだからどうでもいいし、別に自分のことなんか周りの人はそれほど気にしていない(笑)」、「お医者さんはもちろんそういうことがわかっているからちゃんと安心させるように診察してくださる」し、「薬の件はちゃんと話を聞いて納得すればいい(どうしても医者の方針と合わなかったら最悪飲まなきゃいい!、そしてセカンドオピニオン。)」という、今の自分にとってはまた機会があればすんなりお世話になれる場所となっています。

しかし、そう思うのが辛いのはもちろんわかります。

初回は待合室でパニックが起きましたから…。(→こういう時は恥ずかしがらずに受付の人に「ちょっと気分が悪いから外でたい」とか言えばちゃんとわかってくれるはずです)

どうしても辛かったら誰かに付き添ってもらってもいいとは思います。

 

治療開始

さて、扉をあけてみると、そこにはいかにも優しそうなおじさんがいました(もちろんいろんなお医者さんがいるとは思いますが(笑)、一応体験談ということでご容赦ください)。

おじさんの雰囲気により気分が落ち着き、治療が開始しました。

カウンセリングでの治療

治療っていう前置きはもちろんありませんが、お医者さんと話すことで勇気をもらい元気になっていきました。

これが多分「カウンセリング」なんだとも後にわかりました。

これはお医者さん毎のスキルによって違うのかもしれませんが、「大丈夫だよ」と言われると不思議と大丈夫な気がしてくるもんでした。一般人に「大丈夫」と言われるのとは全然違います。

話を聞いてもらうけど、大袈裟に言うと「ふーん、で?」という感じでした(もちろんそんな風には言わないですけどね!)。

でもそれが、「なんだ、自分のネガティブな感情、緊張って無駄なもんなんだ。」という風に自然とポジティブに変換されたからびっくりです。

 

薬での治療

先ほど申し上げました、脳内物質であるセロトニンを正常に出す薬を服用しました。

正直、薬の副作用ですら怖かったので(嘔吐恐怖症もあり)、出来ればカウンセリングだけとかで済めば嬉しかったですが。

しかし、昔、認知療法を試して克服したことがありますが、今回は治らずだったため薬を飲むことにしました。

私が使用した薬

2種類の薬を出されました。

1つは1日1回飲む薬、もう1つは不安時に飲む薬(頓服薬)です。

 

セルトラリン

意欲低下を改善する薬。気分を落ち着かせる薬。

引用:私のおくすり手帳の記録より

SSRIという抗うつ剤です。

抗うつ剤はいくつか種類があるようで、その人に合う合わないで薬を変えたりするみたいです。

私とは相性がよかったらしく、最後までこの薬だけを服用しておりました。

また、物によっては強くてテンション高く人が変わっちゃうみたい?(ちょっと興味ありましたけど笑)なこともあるようで、私には穏やかな部類のこちらを処方したそうでした。

 

副作用の説明として「胃がムカムカするかも」という事前情報がありましたが、これに関してはその情報は教えてくれなくてよかったかな、というのが正直な感想です。

それによってパニックが起こったこともあったので。。

これから飲む方、多分そこまで「胃のムカムカ」は気にしなくていいと思います。

起きたとしてもパニック症状での気持ち悪さよりかは遥かに軽いはずです。

 

最初は1錠25mgで体を慣らし、次に3週間後に50mgになりました。

それを1ヶ月飲み続けました。

かなり改善したのでそこから2ヶ月25mgに減らしました。

いきなりゼロにするのは良くないらしいので徐々に減らすらしいです。

それで服用は終わりました。

 

アルプラゾラ

熟睡できるようにする薬。不安や緊張を和らげる薬。

引用:私のおくすり手帳の記録より

こちらが頓服薬と言われる、ピンチの時に飲む薬です。ヤバくなりそうな時に事前に飲んでもいいと言われました。

私が医者に行ってでもパニック障害を治したかった理由のほとんどに、ハワイへの新婚旅行が待っているということがありました。

出発日にはほとんど回復しておりましたが、飛行機で万が一パニック発作が起きるのも嫌だと思い事前に飲みました。

不安が消え、ぐっすり眠ってしまい、一瞬でハワイについた思い出があります。

 

こちらも当初は25mgでしたが、こちらは効かず50mgを処方してもらっておりました。

 

卒業式

(今となっては春になったからなのかも、、というの気も無くはないですが、)薬も効き、パニックが起こる頻度も激減し、普段も元気になってきました。

そんな時の定期診療で「次が最後、絶対に来てね!」と言われ、卒業式(?)をしました。

セロトニンを出す薬と頓服薬を予備にもらって無事にクリニックを卒業することができました。

まとめ

 

卒業式の日に「たまにまた発作か起こるかもしれない。けど、これは心の風邪みたいなもんだから特に気にしないで『また来たか』って思えばいいと思うよ。」と言われていました。

その時は、「また起こるのか、残念」とは思わず、「そうなんだ、了解です」という気持ちでした。考え方もネガティブからポジティブに変わっていました。

案の定、発作はありましたが、うまく今まで付き合っています。

予備としてもらったセロトニンを出す薬は今日までまだ飲んでいません。(頓服薬については今もごくたまに飲みます。)

 

パニック障害と軽い鬱は治るようです。

病院に行くのをためらっていないで、違和感を感じた程度でも早くに治療したほうがいいと思います。

心の病気も早期発見が大切です。

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